「通信文化新報」特集記事詳細
2020年 2月24日 第7028号
【主な記事】地域活性化施策を展開
NHK大河「麒麟がくる」
京都府丹波連絡会
福知山東・西部会
京都府丹波地区連絡会(石橋松太郎統括局長/神吉)の福知山東部会(梅原正人部会長/長田)と福知山西部会(倉橋則行部会長/大江)は、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の舞台となる福知山市の商業・産業活性化の機運醸成を図る施策を展開する。
福知山城の敷地内にある佐藤太清記念美術館の2階にある「福知山光秀ミュージアム」では、今年の1月11日から大河ドラマ関連展示が行われており、10万人の来場を目標とするなどのPR効果を見込んでいる。
同ミュージアムのキャッチコピー「明智光秀が築いた城下町 福知山」を冠したノボリやポスターを福知山市内の郵便局34局(福知山東部会14局・福知山西部会15局・簡易郵便局5局)に掲げPRする。また、ノボリ、ポスターに加えて、福知山郵便局集配車両130台(三和局、夜久野局の旧集配センター統合局含む)にステッカーを貼付し市内でPRしていく。
郵便局窓口では、販売を予定している「麒麟がくる」を題材としたフレーム切手のPRはもとより、特産品である万願寺甘とう(お中元カタログ参入予定)、夜久野・三和のブドウ等の特産品を土産物として案内する。これにより、店頭販売・カタログ販売の売り上げアップおよびゆうパックの増加(対前年10%増を目標)を図る。
小型日付印を10局程度で作成し、福知山市内全域への来訪客の波及を図る準備段階にある。同時に、スタンプラリーで訪れた際のお土産品となるような地域の特産品を選定し、店頭販売商品とするための交渉も継続して行う。
福知山市・三和町・夜久野町・大江町の1市3町が平成18年1月1日に合併し、新しい「福知山市」が始動した。福知山市は、1月19日に放送が始まった「麒麟がくる」の題材となる明智光秀ゆかりの地。スポットが当てられる福知山市内の明智光秀ゆかりの地は、旧福知山市である福知山城の周辺に集中しているという。
福知山東部会と福知山西部会は、「麒麟がくる」の放映を機に、福知山市民を巻き込む商業・産業活性化の機運醸成を図るうえで郵便局として貢献できることはないか、自治体関係者から相談を受けていた。
>戻る