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2021年1月25日 第7076号

【主な記事】

山口県に防災テント寄贈
[中国局長協会]避難所生活を支援


 一般財団法人中国地方郵便局長協会(末武晃理事長/萩越ケ浜)は1月12日、「避難所で使用する家庭用防災テント」を山口県(村岡嗣政知事)に贈呈した。贈呈した家庭用防災テント(2.1×2・1×1.4メートル)は45張。末武理事長は「避難所生活で、プライバシーを守ることなどに役立てていただきたい」としている。

 毎年、全国各地で未曾有の大きな災害が発生しており、中国地方も例外ではない。万一の被害に備え、一人でも多くの地域の人が避難所で使用できるよう家庭用防災テントを贈呈し、避難者の支援を行うことが目的。
 贈呈式は同日、山口県庁知事応接室で開催された。
 村岡知事をはじめ、弘田隆彦健康福祉部長、高橋博史総務部理事が出席。
 中国地方郵便局長協会からは末武理事長、山口県長門南部地区会の小倉雄二会長(下関中土居)、周防東部地区会の原田均会長(岩国平田六)、周防西部地区会の福田信一郎会長(徳山櫛浜)らが参加した。
 贈呈者を代表して末武理事長が「中国地方郵便局長協会はいろいろな地域貢献活動を実施してきたが、昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で、例年実施してきた活動ができなかった。そこで、コロナ禍の中でも何か地域貢献できることはないかということを考えてきた」と強調。
 また「現在、全国各地で自然災害が多発しており、避難した場合は避難所でのプライバシーを守っていくということが、これからは必要になっていくと思う。家庭用防災テントを避難所生活の中で活用していくことが、とても有効的という思いから、山口県へ贈呈することになった」と説明した。
 そして「家庭用防災テントなので、自然災害が発生しないことが一番良いことだが、万が一発生した時は避難所生活の中でプライバシーを守りながら、少しでも精神的な負担が和らげられれば幸い」と述べた。
 家庭用防災テントの贈呈に続いて、村岡知事から感謝状が伝達され、お礼のことばが述べられた。


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