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　静岡県内の全郵便局は、このほど県下統一施策「しずおかオレンジポスト～心ひとつに～」の一環として、静岡県が運営する「新型コロナウイルスに打ち勝つ静岡県民支え合い基金」への寄付、ならびに地域の方々から預かった医療従事者宛ての応援メッセージ「さくらエール」の寄贈を行った。
　コロナ禍で疲弊している地域や医療従事者に元気を届けようと、今年の2月から静岡県内全局は「心ひとつに頑張ろう！しずおか」のメッセージの掲出とともに、県内の郵便局長はオレンジポストオリジナルバッジを胸に着用。
　初の県下統一施策となる「しずおかオレンジポスト～心ひとつに～」を展開している。2月からの施策展開中に実施した、寄付とメッセージの伝達は次の通り。

〈「新型コロナウイルスに打ち勝つ静岡県民支え合い基金」への寄付〉
　コロナ禍で疲弊している地域への支援のために、県内の郵便局長から寄付を募り、基金に寄付。
　県庁特別応接室で行われた贈呈式では、静岡県の出野勉副知事に、東海地方郵便局長会の勝又一明副会長（東駿河地区会長／裾野岩波）、海野隆年静岡県担当代表理事（静岡市地区会長／静岡沓谷）から施策の説明および目録の贈呈を県下6地区会中堅若手代表者同席のもとで行った。
　式典に出席した中堅若手局長代表は、西遠地区会が村上栄治局長（伊平）、西駿河地区会が増田幸寿局長（焼津石津浜）、東駿河地区会が泉貴久局長（沼津椎路）、静岡市地区会が中村信局長（静岡秋山）、伊豆地区会が鈴木亮局長（宇佐美）、東遠地区会が鈴木康仁局長（磐田二之宮）。

〈「さくらエール」の寄贈〉
　3月に静岡県内の全郵便局で、多数の地域の方々に医療従事者宛ての応援メッセージを桜の花をかたどった用紙に記入してもらった。たくさんのメッセージによって桜が満開になるような恰好で、同月末までに局内掲示後、地域の医療機関へ寄贈した。
　寄贈先の医療機関では、病院内で掲示されたほか、ホームページへ掲載されるなど、大変好評だった。
　これらの県下統一施策は、県内の中堅若手局長から「コロナ禍で疲弊している地域や医療従事者の方々へ、郵便局ができることはないか」との意見が多く出されたことがきっかけとなり、静岡県内全郵便局の協力を得て、実施する運びとなった。
　静岡県内郵便局は「今後も県内の郵便局で連携して、地域の元気につながる取組みを実施していきたい」と話している。