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2021年9月13日第7109号

【主な記事】

関東支社 栃木県とスポンサー契約
2022 とちぎ国体・障害者スポーツ大会


 関東支社(武部繁樹支社長)は2022年に栃木県内で開かれる「いちご一会とちぎ国体(第77回国民体育大会)」「いちご一会とちぎ大会(第22回全国障害者スポーツ大会)」のオフィシャルスポンサーに加わることになり、8月18日、栃木県庁で契約締結式が行われた。

 日本郵便と栃木県は2017(平成29)年12月20日に包括連携協定を締結しており、コロナ禍以降は、県内の飲食店や小売などを応援する「とちぎ応援プレミアムチケット」の販売を担当するなど、県ブランドの振興はじめ地域の活性化および県民サービスの向上のため様々な面で協力している。
 栃木県東部地区連絡会の水沼和也統括局長(水橋)、栃木県中部地区連絡会の大島秀一統括局長(藤原高徳)、栃木県南部地区連絡会の多田修統括局長(足利北郷)、松岡昭久局長(宇都宮東)、中込明洋局長(宇都宮中央)はじめ関係者が県庁を訪問。
 福田富一知事、募金・企業協賛推進委員会の青木勲委員長、国体・障害者スポーツ大会局の橋本陽夫局長、柏瀬仁次長兼総務企画課長はじめ、国体・大会に携わる各部署の関係者が迎えた。
 出席者紹介に続き、契約書に署名。締結を記念し、福田知事から栃木県のマスコットキャラクター「とちまるくん」の人形が贈呈された。記念撮影には「とちまるくん」と「ぽすくま」も加わり、賑やかに行われた。
 福田知事は包括連携協定による支援に謝意を伝え「大会成功に向けた、オフィシャルスポンサーとしての協賛に感謝している。協賛金は両大会の広報活動など、県民への周知や機運醸成のため活用する。日本郵便からの協賛を契機に、いよいよ1年後に迫った両大会開催に向け、更に多くの企業・団体からの協賛が得られるよう努める。県民総参加で、感動を創出する大会として成功を収めることができるよう全力で取り組む」とし、引き続きの協力を希望した。
 水沼統括局長は「栃木県とは包括連携協定を機に、様々な連携や関係強化を図ってきた。郵便局でのプレミアムチケットの販売は県単位では全国でも3例だけで、県との関係強化の証と受け止めている。このような証に応えるためにも、関東支社として協賛させていただき、大会成功に向けて一緒に取り組むこととした」と経緯を語った。
 そして「郵政事業創業から150周年を迎えることができた。郵便・物流、郵便局窓口事務を通じて全国約2万4000局の郵便局ネットワークを活用し、お客さまと地域を支える共創プラットフォームとして地域の皆さまの生活インフラとなり、地域社会活性化と市民サービス向上に取り組む。県内312局が県と連携し、様々な施策を実施することで皆さまのお役に立てればと考えている」と述べ、更なる連携強化と両大会を応援する意思を示した。
 歓談の時間では、福田知事が「コロナ禍が収束し、より良い環境で、感動を創出する大会になればと願う」と話した。
 県関係者からは「選手や関係者が、荷物や栃木のお土産などを、ゆうパックを利用して全国各地に送ることになると思う。成功のためにも協力を」と期待が寄せられていた。
 会期(予定)は、とちぎ国体が2022年1月24~30日(冬季大会)、10月1日~11日(本大会)、とちぎ大会が10月29日~31日。


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