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2021年9月13日第7109号

【主な記事】

郵便局のみまもりサービス
池田泉州銀が顧客に紹介

 「郵便局のみまもりサービス」の顧客への紹介を池田泉州銀行(大阪府大阪市、鵜川淳頭取CEO)が9月1日から開始した。
 取り扱い店舗は同銀行ときわ台支店(大阪府豊能郡豊能町ときわ台)のみで、紹介の対象は同サービスの「みまもり訪問サービス」「みまもりでんわサービス」「警備会社の駆けつけサービス」の3つ。
 紹介は、ときわ台支店の利用者で同サービスに興味を持つ人に対して、紹介カードを発行し、近くの郵便局を紹介する。サービスの説明は郵便局が行う。
 日本郵便と池田泉州銀行は、安心・安全な暮らしをサポートすることで一致。共同で「高齢者の孤立化を防ぎ、高齢者が住み慣れた町で安心して暮らし続けられる地域づくりの実現」を目指す。
 池田泉州銀行では高齢化の課題解決のためできることを模索していた。自前でサービスを実施することも検討したが、パートナーとの協力を選択したという。
 同サービスについて、同行では「対面による会話を通じて生活状況を確認している。高齢者の楽しみや心のケアに重点を置いていることが目的にかなう」と評価している。
 郵便局のみまもりサービスは、みまもり保険サービスや困りごと相談サービスを追加するなど、見直しを行ってきたが、加入者はピーク時の3分の1以下になっており、減少に歯止めが掛からない状況。


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