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2021年12月6日第7121号

【主な記事】

「防災士功労賞」に輝く
北海道胆振地区会 地震復興を支援


 北海道胆振地区郵便局長会(橋本宗人会長/苫小牧しらかば)は、NPO法人日本防災士機構(國松孝次会長)の2021年防災士表彰「防災士功労賞」を受賞した。
 札幌市のホテルモントレエーデルホフ札幌で11月9日に表彰式が行われ、胆振地区会の取組みを讃えた。当初6月に東京で表彰式が開催される予定だったが、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言の発令などを受け、札幌市内での開催となった。
 全国郵便局長会から佐々木靖副会長(北海道地方会長)、森山真専務理事が臨席、日本防災士機構の原正之理事長から橋本会長、佐藤雅彦部会長(上厚真)へ表彰状と副賞が授与された。
 胆振地区会は、平成15(2003)年に防災士活動をスタートさせ、現在、会員79人のうち48人が防災士の資格を取得し、日々活動を行っている。
 今回の受賞理由は、平成30(2018)年9月に発生した北海道胆振東部地震に際し、延べ43人の会員が被災地で復興支援のボランティア活動を継続的に行うとともに、市民の防災意識の高揚に向け開催された令和元(2019)年の「防災・減災公開講座 in 札幌」において、その経験と今後の防災士活動に向け様々な提言を行ったことがあげられている。
 また、地域防災に関する講習会の開催、防災勉強会や防災対策会議に出席するなど知識や技能の習得を図り、地域防災意識の向上に多大な貢献をしていることの功績が認められた。
 防災士功労賞は、防災士としての活動や社会貢献活動等に関して、顕著で他の模範となる大きな功労があった防災士または防災士のグループ・団体に授与されるもので、2021年は全国で6団体・個人2人が受賞した。北海道では初めて胆振地区会が受賞した。


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