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2021年12月6日第7121号

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2期目の「ほしいも」販売
[睦沢郵便局]千葉県睦沢町特産品

 日本郵便が初めて手掛けた農産物加工品「ほしいも」(地域特産品)の2期目の生産が、11月1日から千葉県睦沢町にある「睦沢郵便局(長谷川博一局長)ほしいも工場」(宮嵜勇工場長)で始まった。同町のふるさと納税の返礼品にも採用され、12月から全国に届けられている。
 生産初日には生産開始式が同工場で行われた。長谷川局長は「多くのお客さまに喜んでいただけるよう、安心・安全なほしいもを作っていく」と意気込みを語った。工場の稼働は翌年4月末までの約145日間を予定している。
 郵便局が自社工場を作り、商品開発から生産、販売まで手掛けた初めての試み。3月末から販売を始めたが、販売直後に一部の商品に黒カビが生え、販売を一時中止するなどのトラブルが発生したが、これを乗り越えての2期目を迎えた。
 新たな特産品を作り出すことで、地域の活性化や雇用創出を図ろうと、睦沢町と千葉県東南部地区連絡会(宗田義広統括局長/新治)、睦沢郵便局が連携して進めてきた。原料のサツマイモはこの生産に合わせて昨年6月に設立した「千葉県睦沢町甘藷生産組合」(山田常展組合長)から仕入れている。
 第2期は生産量を増やし、販路も拡大する予定。店舗販売は11月15日からは睦沢町内の「道の駅むつざわ」と睦沢郵便局窓口。ふるさと小包は12月1日から販売している。



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