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2021年12月13日第7122号

【主な記事】

多様性のある会社に
東北女性フォーラムを開催


 東北支社(小野木喜惠子支社長)は、日本郵政グループ会社間及び提携しているアフラック生命保険との相互理解を深めるとともに、若手社員が「ライフとワークの充実」「キャリアパス」等について考える機会となることを目的として、郵政創業150年「JPグループ東北女性フォーラム」を10月14日にオンラインで開催した。
 小野木支社長、ゆうちょ銀行から仙台貯金事務センターの石塚成子所長、かんぽ生命保険から仙台事務サービスセンターの菅野厚子センター長をはじめ、日本郵政グループ、アフラック生命保険の社員合わせて389人が参加した。
 グループ各社女性経営陣からのあいさつが行われ、小野木支社長は「フォーラムは皆さまにエールを送りたいという気持ちで開催した。ポイントは3つ。1つは、日本郵政グループ各社及びアフラックとの交流により絆を深めること。2つ目は、交流を通して知る・気付く・考える機会を設けたい。ぜひ刺激を受けてほしい。3つ目は、キャリアプランとして今後の目標づくりの参考にしてほしい。継続した学びが大切。介護や子育ても学びの連続。役職が上がるにつれ、世界が広がる。ぜひ解決のヒントをつかんでほしい」とあいさつ。
 石塚所長は「ゆうちょ銀行では、2016年度からダイバーシティに関する取組みを本格化し、活動を展開してきた。女性社員の管理者割合は、10.9%(2016年4月)から15.7%(2021年4月)と大きく改善し、性別にとらわれない働きやすい環境になってきた。各社でダイバーシティを推進し、多様性のある会社にしていこう」とあいさつ。
 菅野センター長は「かんぽ生命保険では今年度、『女性活躍推進へ向けたアクションプラン』を策定し、女性はもちろん社員一人ひとりが活躍できる職場づくりに取り組んでいる。女性管理者、役職者も多く活躍している。本日の出会いを大切にし、得た気づきを次の一歩につなげてほしい」と語った。
 また、日本郵政グループ女子陸上部の廣中璃梨佳選手から「仕事やプライベートでいろいろな夢や目標をお持ちだと思います。自分のペースを大切に、ときには寄り道したり休憩したりしながら、チームJPの仲間としていっしょに走りましょう」とのメッセージが届けられた。
 参加者交流タイムでは、絆を深め、多様性に触れるためにリレー方式で、ワークとライフの両面から「頑張っていること、大切にしていること、楽しんでいること」について発表。パネルディスカッションでは、キャリアと経験談、経営理念の実践、参加者へのエールが送られた。参加者からは「グループの一体感を感じた」等の声が聞かれた。


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