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2022年5月2日第7142・7143合併号

【主な記事】

千葉県富津市の事務を受託
県内初 関尻郵便局、金谷郵便局で開始

 千葉県富津市(高橋恭市市長)と関東支社(武部繁樹支社長)は包括事務受託に関する協定締結により、関尻郵便局、金谷郵便局の2局で各種行政証明書の交付や申請書類の取り扱いを開始した。
 包括事務受託は関東支社管内では4例目。千葉県内では初めてとなる。
 市の出先機関である峰上出張所・金谷連絡所・関豊連絡所の廃止に伴う代替として行われるもので、提供するサービスは戸籍全部(個人)事項証明、住民票の写し、住所証明書、戸籍の付票の写し(一部)、印鑑登録証明書、納税証明書といった証明書類の発行、国民健康保険や後期高齢者医療制度関係、各種申請書の預かり業務や粗大ごみ処理券の販売など。
 4月11日、千葉県南部地区連絡会(山口義続統括局長/七浦)富津部会の関尻郵便局(岩沢宏幸副統括局長/総務担当)と金谷郵便局(石井秀樹部会長)で取扱開始式が行われた。 
 関尻郵便局では、鳥部裕志前天羽行政センター所長、明石吉郎元環地区代表区長、鹿島和博市民部長、小泉等市民課長、岩沢副統括局長が出席。
金谷郵便局は、神子丈夫天羽行政センター所長、諸岡賛陛富津市市議会議員、富津市の石川富博総務部参与、昼田光治金谷第3区区長、嶌津澄夫金谷地区代表区長、石井部会長が出席した。
 金谷郵便局の取扱開始式では、石井部会長が「これからも地域住民の利便性の向上、さらには富津市の発展のために微力ながら取り組んでいきたい」とあいさつ。
 諸岡市議からは「市長からの強力な後押しもあり実現できた。これからも郵便局とは協力してやっていく」と祝辞があった。
 嶌津代表区長は「郵便局は業務が増えて大変だが、地域のために頑張って欲しい」と期待を込めた。石川参与は「地元に愛され、地域に密着した郵便局なので安心してお任せできる」と述べ、「富津市行政事務取扱局」と書かれた看板を石井部会長に手渡した。


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