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2024年10年07日 第7269号

【主な記事】

地域から強く、しなやかな国づくり
「いんどう周作後援会」が発足

 「いんどう周作後援会本部役員会」(9月24日)


 来年夏の第27回参議院議員通常選挙に自民党公認として比例区に立候補を予定している全国郵便局長会相談役の犬童周作氏の「いんどう周作後援会本部役員会」が9月24日、東京都千代田区の都市センターホテルで開催された。
 後援会役員には柘植芳文参議院議員が会長、長谷川英晴参議院議員、全国郵便局長会の末武晃会長、鍋倉眞一氏(元日本郵便社長)が会長代行に就任した。各役員が力強い応援のあいさつ、続いて犬童氏が後援会立上げへの感謝と来夏に向けた決意表明を行った。
 犬童氏は「少子高齢化が進む現代において地域社会が抱える様々な課題解決の拠点として郵便局を活用することで『地域を支える基盤』をつくる。また、デジタル技術の活用により、『誰一人取り残されない、人に優しい社会』の実現を目指すべきだ」との決意を示した。
 さらに「国家の基本は『人』である」とし、「地域が抱える課題を解決できる人材を育成し、持続可能な地域社会を築く必要性」を強く訴え、今後の活動への支援を求めた。
 最後に全国郵便局長会の土田茂樹副会長が閉会の言葉を述べ、後援会の活動が始動した。
 【いんどう(犬童)周作氏の政策】地域から 強く、しなやかな 国づくり
 郵政省(現在の総務省)に入省、32年間にわたり郵政行政、情報通信行政などを通じ、地域の活性化をはじめ日本の様々な仕組みづくりに取り組んできた。これまで培ってきた人脈や経験を活かし、「地域から」国家観、歴史観に基づく軸を持ち=「力強く」、時代の流れにも柔軟に対応できる=「しなやかな」国づくりを実現する。
 〈これからの地域を支える基盤づくり〉世界でも類をみないスピードで少子高齢化を迎えている。地域が抱える課題を解決し、人々が安心して暮らせる状況を作っていくことが必要。
 明治以来、国の様々な課題を解決する拠点として、地域に根差し、地域の人々に愛され続け、全国津々浦々にある郵便局ネットワークは国の大きな宝。これからの「地域を支える基盤」として明確に位置付け、積極的に活用する。
 〈誰一人取り残されない、人に優しい社会づくり〉デジタル技術が社会のあり方を大きく変えている。行政、防災、医療、介護、福祉、教育、農林水産、中小企業、エネルギーから外交安全保障分野まで、様々な課題を解決するため、デジタル技術を活用できる社会を構築していく。
 デジタル技術は今まで出来ないと諦めていたことや夢を叶えるツール。その恩恵を受ける「人間」を中心に考えることが必要。地域の人々の課題をしっかりと聞き、地理的な制約、年齢、性別、障がい等の有無、国籍等にかかわらず『誰一人取り残されない、人に優しい社会』を作っていく。
 〈これからの時代にふさわしい人づくり〉国家の基本は人であり、『これからの時代にふさわしい人づくり』が重要。デジタル技術が進展する中、個性や能力を発揮し、地域の課題を解決するとともに、世界で新しいことにチャレンジできる人材を育てる。
 また、デジタル社会では『人と人とのつながり』を大切にすることが重要。価値観が多様化している中、公共心、歴史や文化を大切にし、「地域でお互いを支え合う社会環境」を作っていく。
 〈いんどう周作後援会〉〒106―0032 東京都港区六本木1―7―27。電話03―6230―8405、FAX03―6230―8406
 〈プロフィール〉1967(昭和42)年11月10日生まれ。熊本県人吉市出身。56歳。▽1986年、熊本県立済々黌高校卒▽1992(平成4)年、東京大学法学部卒、郵政省入省▽1999年、電気通信事業部データ通信課課長補佐▽2001年、総務省情報通信政策局放送政策課課長補佐▽2003年、在フランス日本国大使館一等書記官▽2006年、総務省郵政行政局総務課課長補佐(統括補佐)▽2008年、情報流通行政局郵政行政部企画課調査官▽2009年、総務大臣秘書官(事務取扱)▽2012年、国土交通省道路局路政課道路利用調整室長▽2014年、内閣参事官(内閣官房総合IT総合戦略室参事官)▽2017年、総務省情報流通行政局情報流通振興課長▽2019(令和元)年、情報流通行政局郵政行政部郵便課長▽2020年、情報流通行政局総務課長▽2021年、デジタル庁審議官▽2023年、総務省大臣官房サイバーセキュリティ・情報化審議官▽2024年3月、総務省退職▽5月、全国郵便局長会相談役


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